【シノワズリーインテリア香蓮】 ABOUT Chinoiserie
| TOP| COLOM |CART | CATAROGE | SHOPPING HISTORY |
 
Chinoiserieについて
  (1)シノワズリーとは?
  (2)シノワズリーインテリアのい贅沢を日常にいかすアイテム
  (3)シノワズリーインテリアのルール その1 「レイアウトの妙」
  (4)シノワズリーインテリアのルール その2 「カラーのリズム」
(5)陶磁器からみえるシノワズリー
  (6)豊かな感性、自由なシノワの世界に思う
  (7)エルメスのテーブルウエアーに生きるシノワズリー
(8)シノワを愉しみながら、源を思う
 

シノワズリーとは?

最近では、ファッションやインテリアの世界でよく「シノワ」という言葉を
耳にするようになりました。
では、「シノワズリー」とはいかなるものでしょうか。
「シノワズリー」の語源はフランス語で「中国趣味」のこと。

17〜18世紀、ヨーロッパの貴族社会を中心に、
中国の服装・家具・建築などが広く注目を得て大流行しました。
中国の歴史の流れを感じさせる風格ある品々、凛とした気品あるたたずまい、
優美に満ちたその存在感は、ヨーロッパにはない
まさに「オリエンタル・ビューティー」として多くの人を魅了し、
家具調度品、インテリア小物、陶磁器、織物、服飾、絵画にいたるまで
積極的に取り入れられました。

シノワズリーは後に流行するジャポネスク(日本趣味)をはじめとする
西洋における東洋美への目覚めともいえる文化の開幕となりました。
西洋人のセンスでアレンジされた東洋の美は、中国伝統美の枠を越え、
新しい感性として「シノワズリー」様式を確立、
 それは今も様々なアイテムに活かされています。

現代は、チャイニーズとヨーロピアンの単なるミックスインテリアにとどまらず、
日本的なものを組み合わせたりエスニックなひねりを取り入れたりと、
「シノワズリー」は成長するインテリアとして注目です。

かつて、その「優雅さ・知性・あふれる生命力」で西洋の人を虜にした
「シノワズリー」を、皆さま、お一人お一人のセンスで
新たな「マイ・シノワ」を楽しんでいただけたら嬉しく思います。

シノワズリーインテリアの贅沢を日常に生かすアイテム

 Tao 「陶器」
シノワズリースタイルでは、シックな家具や落ち着いた木製品が配色の中心になります。
「陶器」のアイテムは重厚な空間にカラフルな色彩で、お部屋に暖かさと余裕を演出してくれます。

 Mu 「木製品」
自然のぬくもりとその落着いた存在は、中国らしさ
そのものかもしれません。人気の額絵もこちらから♪

金魚 Gold Fish 
「金魚」
金魚は中国でも吉祥アイテム。
金魚を愛するコレクターの期待に応えての登場です。

精品 
「シノワの逸品」
準備中
中国の職人の技の光る、心を込めた品々を
ご案内いたします。

 Guang 
「翡翠・玉・クリスタル」
その洗練された光は
中国古来から愛されてきたアイテムです。
翡翠は善からぬものを払うと守り石として珍重され、
中でも澄んだ深い緑色が高価とされていますが、
今では、白乳色・ピンク色など自由に楽しまれています。
お部屋のインテリアだけでなく、
モダンなアクセサリーとしても気軽に取り入れて
いただけるお品をセレクトしてみました。
貴女自身をシノアに演出されてみてはいかがでしょうか?

礼品 Gift
「雑貨やプレゼントにおすすめ」
ちょっとした雑貨やプレゼントにもおすすめの品々を
たっぷり!ご用意。
中国茶やプリザーブド・フラワーも登場です。

特価 Sale
「お得なセール品」
香蓮のセールは大胆セール!
おもいっきりお得な品々で嬉しいお買い物を♪

シノワズリーインテリアのルール その1「レイアウトの妙」

シノワズリースタイルの完成に
そこに根ずく、中国思想を無視することはできません。

知的で洗練されたインテリアの全体像は
レイアウト、つまり配置がポイントです。
配置のリズムを整えれば、意外なほど簡単に
シノワズリースタイルを楽しめるのものです。

中国思想には、紀元前から陰陽五行説が存在します。
複雑な説明は省きますが、
あらゆる物事はふたつの面から成り立ち
それらが組み合わさり、関わり、一つに調和してゆくという考えです。

インテリアにおいては左右対称=シンメトリーな美しさを意識します。
このシンメトリーは当然、「陰」と「陽」を表し静粛なリズムを生むわけです。

インテリアで気をつけたいポイントは
中心に置くものと左右のものとのバランスです。
どちらにもボリュームをもたせては、重く暑苦しいだけ。
どちらかにポイントを置き、全体の仕上がりのラインを強調します。

お部屋全体をシンメトリーにするのは、難しいかもしれませんので
テーブルの食器や小物の配置
机や飾りだな、テレビの上などの空間を
雑貨や小物でシンメトリーを意識してレイアウトされるといいでしょう。

例えば、ヨーロピアンな小物もシノワを意識してシンメトリーに配置するだけで
ある一定のリズムが生まれ、凛とした空間が演出できます。

まずは、お手元の小物でチャレンジしてはいかがでしょうか?

シノワズリーインテリアのルール その2「カラーのリズム」


シノワな空間の演出に代表されるからーは
やはり「朱」「黒」「金」でしょうか。

「朱」
中国で鮮やかな朱色は「紅」と表現されます。
意味は、幸福・満ち足りた喜び・富。
また、「朱」は季節は夏、方向は南を指すとか。

多くの漆を用いた家具やアンティーク小物も
「朱」が主流。
華やかでありながら、落着いた「朱」は大人の遊び心を感じさせます。
家具にも多く使われますが、広い面を「朱」で飾るのは
抵抗を感じられる場合は、
木製品の小物で深みのある「朱」のカラーを
ポイントに取り入れてみてはいかがでしょうか。


「黒」
「朱」がメインになりがちな、華やかさを
シンプルにキリリとまとめるのが「黒」でしょうか。
黒は、朱色や金色との組み合わせで
小物やインテリア雑貨にたくさん登場します。

ポイントは使いすぎない事。
あくまでも、「暗い」のではなく「シック」に。
知的な差し色として考えてます。


「金」
「金」または「黄」
こちらは、「帝」を表す権力・権威の象徴。
「朱」が南を表したのに対し「金」は中心。
皇帝専用の色とされていた頃もあったそうです。

ラストエンペラー・愛新覚羅・溥儀の
あらゆる持ち物は、黄金色で統一され
壮大な権力を誇示してたようです。

実際はかなりのインパクトですから、クッションやランチョンマット、
器にちょっと、あしらうのがおすすめです。
黒を背景に金がバランスよく使われてるインテリア小物は
モダンで粋な感じですね。

このように「朱」「黒」「金」ともに、全て主役になれる色です。
ともすれば重くなりがちですので、中心カラーを決めてポイントカラーで
添えるという感覚でされるとよろしいでしょう。


「陶磁器からみえるシノワズリー」

香港で陶磁器のアンティークを見ていると、なにか複雑な懐かしさを感じる。
西洋の貴族の人々や花々が、パーフェクトな西洋画ではなく・・・、
不思議なな雰囲気をたたえて描かれている。
そう、かつての中国人がヨーロッパへの輸出のために、
西洋の世界をを空想しては描いたものばかりだからだ。

今から、3〜400年も前にヨーロッパでは空前の中国ブームがおこりました。
シノワズリーですね。
中国では、ヨーロッパと同じ椅子の生活だったことや英国人のお茶好きが
文化の浸透を助けたとも言われています。

しかし、もう一つ忘れてはならない大きな要因があるようです。
中国の白磁器の存在。当時、真っ白な白磁の陶磁器を作るのは中国だけ。
白磁を作るのに必要なカオリンという土が中国でしか採れず、
また、中国では卓越した陶磁器技術も備えていたのです。
西洋の器は一見、白くてもそれは、白い上薬をかけたもので
割れば中は茶色というものでした。見た目一つとっても、
その美しさは西洋の人々にとっては驚きと感動だったのです。
真っ白い磁器がまるで骨のようだ、骨を砕いて混ぜたんだろうか?
と西洋人が噂したなんて話もあるようです。

実際にボーン・チャイナとは、18世紀末イギリスで
骨灰を原料として生まれた磁器なのですが。

中国の陶磁器は、喫茶文化の進んだ英国人の必要により
「中国産西洋茶器」を中心に、大量に輸出されました。
英国からの輸入船が中国の港である、香港や上海を中心に
次々とやってきました。当時の運搬方法は船だけ、
しかも、アフリカをまわっての大航海。難破する船も多く、
中国の白磁器を手にすることは、何年待ちの高級オーダーのようなものでした。

なおさら、まだ見ぬアジアの大陸への憧れは高まり、それは次にやってくる
日本文化の流行、「ジャポネスク」開幕のきっかけになったわけです。
いまでこそ、陶磁器の存在は世界どこでも当たり前ですが、
かつての西洋でこんなにも中国への憧れと、苦労があったのだと思うと
感慨深いものがありますね。


「豊かな感性,自由なシノワの世界に思う」


意外かもしれませんが「シノワズリー」という言葉は、
一般の香港人にはあまり、
というかほとんど知られてないように感じます。
友人たちは私からシノワズリー話をよく聞かされるわけですが、
大らかな気風の香港人からすれば、もっと自由に心地よい空間を楽しめば
いいというのが本音のようです。

香港はご存知の通り、永い英国領のもとで、ヨーロッパの文化や教育の大きな
影響を受けてきた国です。中国返還で揺れながらも、
いまや中国の大陸からの観光客を大いに受け容れる
柔軟な気質の国でもあります。
最近は中国の観光客がいっぱいで、飛び交う北京語に
中国での留学時代が懐かしく思い出されます。

そんな香港ですが、一番の魅力は多くの他民族や文化を受け入れながらも、
決して香港人の感性が失われない芯の強さ、
生命力なのではないかと思います。
受け容れる度量の懐が大きいからこそ、その個性も
消えることがないのでしょう。
私が広い中国の中で、特に香港に心惹かれるのはそんな所かもしれません。

文化や芸術とは自由な世界です。
歴史を振り返ると「シノワズリー」だの「ジャポネスク」だとかわけて話されますが、
本来、垣根のない心地よい感情の表現であると思います。
その中に、自分の、また自国の芯のようなものが、
厳然と息づいているのが理想です。

そんな自由な感覚があればこそ、かつて「シノワズリー」といわれる
新しい文化の華がひらいたのでしょう。
その昔、中国の陶磁器が内乱などで海外への輸出は危ぶまれたとき
日本の伊万里などの窯元からかわりに輸出されたことで、
ヨーロッパで日本の陶芸が愛でられ、その技術が磨かれ、
また違う文化が生まれたように。

自由で新しい感性、垣根を払った感覚が次の文化を創るものではないかと。

多くの先人達が、文化や経済の世界で中国と日本を
多くの海外を結んでこられました。
私も中国が大好きで、ご縁あって長くあちらに関わってきました。
シノワズリーの世界で、また、そこにとらわれない日本人としての
文化を表現しつつ、中国と日本のささやかな架け橋に
なれたらと思います。


文化や芸術を自由に放ったからこそ、シノワズリーは
華やかに開花したのでしょう。
いま、私たちも「シノワの世界」をそんな風に愉しんでいけたらと思います。


「エルメスのテーブルウエアーに生きるシノワズリー」

参考書籍「エルメスの幸福な食卓」主婦の友社(現在は非売品)

3年という短い時間、エルメスでお世話になった。
エルメスは皮革の上質なバックであまりに有名だが、
正直、私にとってはあまり深い興味ではなかった。
それより、勤めて初めて見た、店内の真っ白な清潔な什器に、
整然と、そして華やかに並ぶティーカップや食卓皿・・・といった
テーブルウエアーに心惹かれた。

たぶん、今の私にも影響してるのだろう。

エルメスはいわずと知れたフランスの老舗のブランド。
その研ぎ澄まさせた職人技を誇りに、今も様々な作品を生み出してるわけだが、
テーブルウエアーもその一つ。
スカーフの柄をそままお皿に表現したいという思いのこもった
数々の華やかなテーブルウエアーは、私の目を、心を、釘付けにした。
なかでも、心を奪われたのは、チャイニーズシリーズ。
中国のそれとは少し形やデザインが違うところも、
なんとも魅力的な、シノワズリーにあふれている。

写真は「トゥカン」となずけられた南国の鳥をモチーフにした白磁器。
南国のカラフルな鳥と中国茶器・・・ちょっと?不思議。
そのチャイナティーは蓋付茶器、まさに蓋碗(ガイワン)だ。
これを目にした時、なんだか嬉しくていつまでも触っていた。

中国では明代の末期(1368〜1644)に 茶葉を抽出して、
その液を飲む方法が考案され、
喫茶文化が成熟した清時代(1644〜1912)に、
お茶を銘々でお茶を飲む習慣が定着、
銘々碗である蓋碗が登場したという。
フランス絵画には貴婦人達が、蓋碗を手に、
おしゃべりに花を咲かすなんていう様子の絵がたくさん残されている。
今も昔も、フランス人も、東洋趣味のティーの時間をも味わうのだなぁ、と。
しみじみ、喫茶文化は世界を渡る、な〜んて思ってみたりする。

そんなことを思いながら、幸せなひと時を下さったエルメスに感謝しつつ、
シノワズリーを楽しむ日々である。



シノワを愉しみながら、源を思う


文化の語源は耕すということ。
魅力的な何かが人の心に届き、表現され形になる。
また、伝わり共感されアレンジしながらまた、新しい形になってゆく。
まさに、大地を耕すように文化は
変化と成長をとげていくものなのかもしれません。


そして、耕すのは『人』


文化を作り上げ、愉しみ、そして伝えてゆくのは、
人間だからこその姿なのかもしれません。
シノワズリーもヨーロッパの貴族社会から火がついたとはいえ、
もてはやされた中国陶磁器も中国茶も、そこには多くの職人や茶農の人々が
生み出していたのだから、やはり、ありとあらゆる人々の上に
成り立った文化の華といえるでしょう。



私は芸術作家や職人さんを訪ねるのが好きです。
香港のショップで素敵な品に出逢うと、工房や工場を伺っては
作り手が作る姿を見たいと思ってしまいます。
確かに工房に行けば仕入れの期待もできます。
でも、大きなロットでなければ成立しないところも多いので
その期待は薄いですね。
それでも行くのは、やはり作り手の気持ちを少しでも
感じることが、シノワズリーという文化に愛着を感じてゆける
源のような気がするからでしょうか。
もちろん、アンティークなどは作り手を訪ねることはできないわけですが
その品を手に、使い手や作り手の古の想いに浸るのも
また楽しいものです。


生み出した人々がいることを忘れない。
その想いに馳せながら

シノワズリーの世界への愉しみを広げる昨今です。


時々行く工房の一つ。
狭い工房内に高く積上げられた宝の山。
埃にまみれながら、お気に入りを見つける楽しいひと時。

奥には5〜6人の職人さんが、静かに、黙々と筆を運ぶ姿が。
静寂なピーンと張り詰めた工房室には、下絵の線描きのお皿、
色を塗りつぶした蓋碗の山、最後のコーティングの仕上げを待つカップが
それぞれの工程にわけ積上げられています。
1枚のお皿に絵付けし何度となく釜に入れ、焼き、絵付け・・・釜へを
繰り返していくそうです。今でこそ、技術が進んでいるわけですが、
その昔、シノワズリーが興隆したころ、当時の焼き物職人さんは
大変だっただろうな・・・と思ったり。
それとも、中国の花鳥の文様鮮やかな陶器がヨーロッパの人々の
憧れであったそのころ、誇らしく作品を作っていたのでしょうか。
はたまた・・・まさか海の向こうでこんなにも、もてはやされてるとは
知らなかったとか?などと・・・ツーンとした顔料の匂いのなか空想します。
生み出すことが出来るって素晴らしいですね。

Copyright © 2005 Chinoiserie Interior karen All Rights Reserved.