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香港で陶器を見ていると、
日本の伊万里や柿右衛門柄のモチーフが多いことに気づきます。
少し中国の風情を重ねたそれは、なかなか面白いニュアンスがあり心惹かれます。
江戸時代、有田で焼かれた磁器は伊万里(いまり)港から各地へと送られたことから、
伊万里焼と名づけられました。当時、ヨーロッパではシノワズリーブーム、
中国の進んだ磁器は大変に人気を博しました。
しかし、中国は変政による混乱で磁器の輸出が難しくなり、
日本に中国磁器の代用品を発注したようです。
中国磁器を越える上質の陶磁器を目指し技術を向上させた日本の陶磁器は、
一気にヨーロッパで注目を浴び始めます。
17世紀末、伊万里や柿右衛門様式の磁器は西洋の人々の憧れとなり、
ヨーロッパの有名窯は競い合うように東洋の魅力を磁器に表現しました。
マイセン窯の柿右衛門は有名ですね。
それは、中国のデザイン様式がシノワズリーとして流行したものと同じく、
オリエンタルな魅力にあふれていました。
時を経て、ヨーロッパが表現のした日本の陶磁器のデザインが、
香港をはじめ中国に影響を落とし、今ではその名残で
たくさん伊万里や柿右衛門風のデザインを見ることができるわけです
アジアをつなぐ魅力の陶器だったわけですね。
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